top of page

フルヴィオ・カプラ     

クラリネット奏者・指揮者

Fulvio Capra 

フルヴィオ・カプラは1992年ブレシア生まれ。17歳で地元ブレシアの「ルカ・マレンツィオ」音楽院にて、最高点、首席、そして名誉賞をもってクラリネットのディプロマを取得した。

fulvio-ritratto.jpg

2013年、シエナのキジアーナ音楽院にて、アレクサンダー・ロンクィッヒの室内楽クラスで優秀ディプロマを獲得。その後、ジュネーヴ高等音楽院にてロマン・ギュイヨに師事し、2014年に音楽演奏修士号を取得。翌年にはロンドンの王立音楽アカデミーにて、音楽演奏修士号(Master of Arts in Music Performance)を取得した。

2015年にロンドンでヨーロッパ・ヤマハ音楽振興財団の奨学金を得るなど、イタリアおよびイギリスの音楽コンクールで数多くの賞を受賞。2021年には、日本最大級の管楽器コンクールの一つである宝塚ベガ音楽コンクールにて「宝塚演奏家連盟賞」を受賞した。

これまでにバチカン放送のためにプーランクのクラリネット・ソナタを録音したほか、2022年には兵庫芸術文化センター管弦楽団の室内楽シリーズでブラームスのクラリネット五重奏曲を演奏する奏者に選抜された。2023年および2024年には日本のアフィニス夏の音楽祭に招かれ、室内楽プログラムで国際的な音楽家たちと共演。2024年には、彼が演奏したシューベルトの八重奏曲がNHKのラジオ番組で放送された。

FulvioCapra.jpg

2019年から2023年にかけては、日本において佐渡裕が芸術監督を務める兵庫芸術文化センター管弦楽団(PAC)の首席クラリネット奏者を務めた。日本滞在中は、大阪フィルハーモニー交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、パシフィックフィルハーモニア東京でも客演首席クラリネット奏者として活躍。

これまでにバチカン放送のためにプーランクのクラリネット・ソナタを録音したほか、2022年には兵庫芸術文化センター管弦楽団の室内楽シリーズでブラームスのクラリネット五重奏曲を演奏する奏者に選抜された。2023年および2024年には日本のアフィニス夏の音楽祭に招かれ、室内楽プログラムで国際的な音楽家たちと共演。2024年には、彼が演奏したシューベルトの八重奏曲がNHKのラジオ番組で放送された。

ソリストとしては、わずか16歳でブレシア音楽院のオーケストラと共にウェーバーのクラリネット協奏曲第1番を演奏しデビュー。これまでにイタリア、イギリス、日本において、モーツァルトやウェーバーのクラリネット協奏曲を幾度となく演奏している。2019年にはEMA VINCIレーベルより、P. ウゴレッティおよびK. ハチャのクラリネット協奏曲の録音をリリースした。

incanto-orchestra1.jpg

2020年以降は指揮者としても活動。定期的に吹田市交響楽団を指揮するほか、2023年には自ら創設した「リンカント・オーケストラ(L'Incanto Orchestra)」でデビューを飾った。同オーケストラは、伝統的なレパートリーに加えて、優れた作曲家による現代作品、とりわけイタリアの作品に焦点を当てたコンサートプログラムを聴衆に提供することを目的としている。

単なる技術的な熟練にとどまることなく、アーティストと聴衆の間に魔法のような魅了(インカント)を生み出すべく、共有できる表現と解釈の鍵を探求すること

イタリア語の「Incanto(インカント)」という言葉は、魔法の力にかけられたかのような忘我や魅了の感覚を意味すると同時に、「canto(歌)」を連想させる言葉遊びも含んでいる。音楽家として、私たちが聴衆を巻き込んでいきたい芸術的な道のりを示すためにこの名が選ばれた。

これは間違いなく野心的なプロジェクトであり、創造性と情熱に満ちた演奏を生み出したいという願いで結ばれた若い音楽家たちの協力から生まれた。それぞれが自身の経験を持ち寄り、音楽の解釈をより豊かなものにし、その表現の可能性を深めることを目指している。

リンカント・オーケストラの重要な目標の一つには、イタリアと日本との関係における新たな相乗効果を促進することも含まれている。両国の関係は常に実り多いものであり、日伊国交樹立160周年を迎える今年、その絆はさらに強固なものとなるだろう。

 

現在、フルヴィオ・カプラは日本のくらしき作陽大学でクラリネットの講師を務めている。

bottom of page